名古屋の国際協力NGO 
地域国際活動研究センター・CDIC

理事長のつぶやき

最近思うこと

8月6日は何の日でしょうか?また9日は?それぞれ、広島、長崎に原子爆弾が投下された日ですね。毎年、テレビで式典を見ています。

今回、湯崎英彦広島県知事のあいさつに興味を引かれました。(切り貼りですが)「私たちは、真の現実主義者にならなければなりません。核廃絶は遠くに掲げる理想ではないのです。今、必死に取り組まなければならない、人類存続に関わる差し迫った現実の問題です。
にもかかわらず、核廃絶に向けた取組には、知的、人的、財政的資源など、あらゆる資源の投下が不十分です。片や、核兵器維持増強や戦略構築のために、昨年だけでも14兆円を超える資金が投資され、何万人ものコンサルタントや軍・行政関係者、また、科学者と技術者が投入されています。
 現実を直視することのできる世界の皆さん、私たちが行うべきことは、核兵器廃絶を本当に実現するため、資源を思い切って投入することです。想像してください。核兵器維持増強の10分の1の1・4兆円や数千人の専門家を投入すれば、核廃絶も具体的に大きく前進するでしょう。」以下略。
私はこれを聞いて、日本では不可能な金額ではないと思いました。皆さんは?

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